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2018年7月・8月講師派遣活動のご報告

Cenrer for HEARTでは講師派遣活動も行っています。

この夏も、7月には静岡、8月には新潟にうかがいました。

静岡では「トラウマを抱える相談者への対応」について、新潟では「トラウマインフォームドケア」についてお話をさせていただきました。

7月の静岡市の研修会の様子をご紹介致します。

 

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静岡市女性会館様より、「トラウマを抱える相談者への対応」についての研修のご依頼をいただき、7月30日に静岡市女性会館(アイセル21)にて研修会を実施いたしました。

 

50名の定員に対して82名の方がご希望くださり、大きな会場に変更しての開催となりました。ご参加くださった方々の多くは、電話相談や個別相談など困難を抱える方の支援活動をされています。

 

事前アンケートによる皆様のご要望は、「トラウマの正しい知識」と「トラウマを体験された方への対応方法」について、専門家から詳しく話を聴きたいというものでした。そのため、日々の支援活動に直結し、直ぐに役立つような知識と対応方法を中心にお話させていただきました。

 

研修後のアンケートでは光栄にも、ご参加くださった90%以上の方々から「役立つ情報を得られた」というご回答を頂くことができました。その中からいくつかの感想をご紹介させていただきます。

 

・「相談者の状況を想像しながら対応する必要性を改めて実感する内容で、今後の相談事業に役立つ内容で大変役に立ちました」


・「トラウマに対する自分の考えが狭かった。お話を聴くときに、トラウマについての理解と他者の痛みを想像しながら、チーム対応する大切さをじっくり考えることができた」


・「被害者支援などインパクトのある出来事を抱えた方の支援に支援者も苦しくなること、そこから「被害者も何か悪いんじゃないか」という考えがあることをよく見ていました。このような二次被害を与えない視点が広まるとよいと思いました」


・「トラウマ対応の知識が断片の寄せ集めだったのが、順序立てて収集できた」

 

 

ご参加くださった皆様は非常に熱心に受講され、そしてそれぞれにご自身の中で支援について再考再確認くださったようです。それが伝わってくる感想をたくさんお寄せくださったことに心から感謝申し上げます。

 

 

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Center for HEARTはこれからも、困難を抱えている方の支援をされている支援者の方々を支えていく活動を継続していきたいと思っております。

 

SFRチームをはじめ、性暴力やDVなどのトラウマや対人援助などについての研修・講演のご依頼を承っております。ご依頼は、ウエブサイトのご依頼ページよりお申し込みください。