令和２年が始まり、早速１月も講師派遣活動を行いました。
今回は都内某所の相談員さま向けに、セルフケアをテーマにしたスーパービジョンをご依頼いただきました。
現場のみなさんからのご質問にお答えさせていただいたほか、性暴力の相談も受けるということで、性暴力に特化したセクシャル・トラウマ・インフォームド・ケア（STIC）についても一緒に考えていきました。
支援者自身もトラウマの影響を少なからず受けること、また自分たちのセルフケアスキルを磨いていって良いことなど、一緒にアイデアを出しながら話し合いました。
また、後半は日頃なかなか自分自身をねぎらう時間のない相談員の方々のために、トレーシングペーパーとクレヨンを使ったセルフケアのワークをご紹介し、実際に一緒にやっていただきました。
ご参加くださった方から、「普段の研修では相談員の自分に焦点をあてた時間を取ることがなかなかないので、貴重な機会だ」と言っていただいたことが印象に残りました。
相談に来る方も、相談を受ける方も、双方がお互いに安全でありながら、無理をせず、力をともに引き出し合い、活かしていけることがトラウマ・インフォームド・ケアの中でも大事だと思っています。
改めて、同じ支援者仲間の皆さんとお話できて、こちらも色々気付かされました。
今回、ともに学ぶ時間が持てましたことを感謝いたします。
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Center for HEARTはこれからも、困難を抱えている方の支援をされている支援者の方々を支えていく活動を継続していきたいと思っております。
SFRチームをはじめ、性暴力やDVなどのトラウマや対人援助などについての研修・講演のご依頼を承っております。
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