７月某日、レイプクライシスセンターTSUBOMI様のご依頼で、
「対人援助職の二次的外傷性ストレスとセルフケア」をテーマにお話をさせていただきました。今回もオンラインでの実施となりました。
研修会の様子をご紹介致します。
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レイプクライシスセンターTSUBOMI様は性暴力被害に遭われた方の支援活動をされています。今回研修をご依頼いただいた背景として、コロナ禍でのリモート業務増加による影響があります。相談員が各自ご自宅で電話相談を受けることになり、オンとオフの切り替えが難しく感じられたり、チームで話し合う機会が減ってしまったそうです。その結果、スタッフの疲弊が激しくなり、セルフケアの必要性が高まっているとのことでした。
そこで研修では、まず二次的外傷性ストレスの概念についてご説明させていただき、今ご自身がどんな状況にあるかに気づいていただきました。その上で、ご自身のセルフケアのヒントとしてBASIC Phモデルをご紹介しました。その後、コロナ禍で孤立しやすい環境にあるスタッフの方々が少しでもつながりを感じて頂けるよう「ポジティブフィードバック対話」のペアワークを実施し、スタッフどうしが肯定的な言葉がけをすることで、チームの安心安全感が増幅することを体感していただきました。
ご参加いただいた方からは、「相談員どうしの勉強会が自分の支えになっていることに気がついた」「支援者の心身の健康が適切な支援には不可欠であり、今後も支援者側のケアにも目を向けていけたらと感じた」などのご感想をいただきました。
今回はオンラインでの実施でしたが、参加者のみなさまには温かく傾聴していただいたことに心より感謝いたします。レイプクライシスセンターTSUBOMIの皆さま、どうもありがとうございました。
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Center for HEARTはこれからも、困難を抱えている方の支援をされている支援者の方々を支えていく活動を継続していきたいと思っております。
SFRチームをはじめ、性暴力やDVなどのトラウマや対人援助などについての研修・講演のご依頼を承っております。
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