7月最終日、AROHAM様主催の
『性について語ることは生について語ること「性トラウマの基礎講座」』
にて講師をさせていただきました。
専門家ではない一般の方々にも、
性トラウマについてわかりやすく解説するという基礎講座です。
まずは、性トラウマには直接的な被害だけではなく間接的なものも含まれること、性的な行為だけではなく「性」がつくものはほとんど対象になる可能性があることなどについてご説明し、一緒に考えていきました。
性トラウマが実はすごく範囲が広いもので、思った以上に身近なものだということに、多くの方が驚かれていたようです。
後半はトラウマインフォームドケアについてお話しました。
先に書いたように、性トラウマは誤って理解されていることがたくさんあります。このため、とくに当事者が批判されたり、力がないように見られてしまったりすることについて、誤解を解いていく時間を持ちました。
以上のような流れで、適切なトラウマの知識を有し、思いやりと敬意の眼差しをもってみる「セクシュアル・トラウマインフォームドケア」の大切さについて紹介させていただきました。しかしながら、あっという間の２時間で、まだまだ話足りないところがあった点、参加者の皆さんと交流できる時間があまり持てなかった点など、反省点も残りました。
幸いなことに、11月に支援者向けの講座をさせていただくことが決まりました。今回の内容が物足りなく感じられた支援者の方には、ぜひ次回の講座を楽しみにしていただければと思います（詳細についてはまた改めてご案内させていただきます）。
主催のAROHAM様ならびに参加してくださったみなさま、どうもありがとうございました。
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Center for HEARTはこれからも、困難を抱えている方の支援をされている支援者の方々を支えていく活動を継続していきたいと思っております。
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