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【11/6 支援者のためのセルフケアを体験的に学ぶコース イントロダクトリーワークショップのご報告】

 

昨年度、大好評だった「支援者のセルフケアに特化したSFRチーム連続講座」を、今年度もオンライン開催でスタートしました。

 

第一回目となる11月6日に、イントロダクトリーワークショップを行いました。本講座は、「支援者が労われ癒されるための時間」を目的として設けられています。というのも、米国から始まったトラウマ・インフォームドケアによると、私達支援者も安全で安心して相談をし続けられることが大事だとされており、私たち支援者も自分自身を大切にいたわることができるかどうかがこれまで以上に重要なスキルと言われているからです。

 

今回は、まず初めに解決志向のペアワークを実施し、できていることに目を向ける心地よさや安心感を体験して頂きました。次にSFRチームの基本概念をご説明し、その後実際にSFRチームの構造を応用して、支援者同士のピアサポートを体験していただきました。

 

今回は、デモンストレーションとしてお一人の方に発表者となって頂き、その他の方々は強力な応援者となって、発表者を温かく力強くサポートしていただきました。発表してくださった方からは、「発表してよかった。絶対に味方になってくれる安心感があった。」と感激の感想を頂きました。

 

このSFRチームを用いたピアサポートグループは、支援者として日々利用者の方々を労う立場から、ちょっと力を抜いて労われる立場を体験して頂くための時間として機能します。思わずほっこりうるっとしてしまうほど、温かく包み込まれるような体験をしていただけます。

 

これからの3回には、ご参加頂いている全ての方々がほっこりしていただける時間をご用意しております。セルフケアの枠を超えて、癒しのピアサポートケアの時間になることを願っております。

 

次回は12月26日です。