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【チャリティ企画のご報告】チャリティ企画:「コミュニティレジリエンシーモデル(コレモ)を学ぶ」イベント/講座

 

2024年元旦に大きな地震が発生しました。実際に被災された方、大きな影響を受けた方も多い中、私たちができることを考えて、急遽コレモのチャリティ企画(下記①・②)を開催いたしました。

 

コレモは、動揺したときに自分を落ちつかせるのに役立ち、周りの人にも伝えやすいプログラムです。災害時にも非常に役立つセルフケアのプログラムで、東日本大震災をはじめ、世界の被災地でも用いられています。

 

 

① 1月13日・26日 インスタライブ

 

コレモの中でも一番簡単ですぐに役立つ、「緊急お助け術(ヘルプナウ)」を2回にわけてご紹介しました。

初めての試みでしたが、コメントを通してたくさんのあたたかいサポートをいただきました。

 

② 2月11日 みんなで学ぶコレモ講座(1部・2部)*オンライン*

 

第一部 「コレモを学ぶ講座」では、コレモの概要、6つのスキルをお伝えし実際に体験していただきました。

第二部 「災害支援へのコレモの活用」では、コレモを災害対応で用いるにあたっての考え方、具体的な方法をご紹介しました。

 

 

急な企画にもかかわらず、関心を寄せてくださる多くの皆様がご参加くださいました。いただいた質問を通して、皆様の熱心さ真摯さが伝わってきました。

 

そして、「シンプルでわかりやすかった」「自分でやってみようと思った」「まずは自分が落ち着くことから」「コミュニティでコレモを準備することが大事と思う」「レジリエンスをはぐくむマスクをつけようという言葉が印象に残った」など、貴重な感想をいただきました。

 

 

参加者ご自身がまず落ちついた状態・大丈夫ゾーンを体験し、少し外れた時は、コレモのスキルを使って落ちつきへ戻っていく体験を重ね、徐々にセルフケアの達人になること。そして、落ちついた皆様を通して、各々が関わるコミュニティへもコレモの種がまかれ、安定した土壌がゆっくり育まれていくこと。そんな小さな一歩が、この講座を通して始まったように感じました。

 

この企画を実施するにあたり、私たちを励まし勇気づけ、惜しみないサポートをくださった、コレモ創始者のElaine Miller-KarasさんとTrauma Resource Instituteのチームに心より感謝を申し上げます。

 

 

なお皆様からいただいた寄付金65,253円を、令和6年能登半島地震災害義援金(石川県、富山県、新潟県、福井県の被災地全域向け)として、去る2月14日に日本赤十字社へ寄付させていただきました。重ねてお礼申し上げます。

 

 

今後も震災の支援に関しまして、何か私たちでお力になれることがありましたら遠慮なくお声がけください。微力ではありますが、私たちにできることがありましたらぜひお手伝いさせていただきたく思います。

今後ともどうぞよろしくお願いいたします。