2024年2月、これまで何度も企画しながらなかなか実現がかなわなかった、＜SFRチームを用いたピア・スーパービジョン（事例検討会）ファシリテーター養成講座＞をようやく開催することができました。
SFRチームを用いたピア・スーパービジョン（事例検討会）は、疲弊する支援者を支援者どうしで労い、温かくサポートしあう場として機能します。Center for HEARTでは、このSFRTを多くの方に体験してもらい、さらには体験した人がご自身の職場などで実践してもらえることを目指して研修や講座を開催してきました。しかしながら、実際に体験しただけではこれを自分で実践するには心許ない、ファシリテーターのやり方やコツなどをぜひ教えて欲しいという声を多く寄せていただいていました。今回ようやく様々な条件が整い、開催することができました。
前半は、SFRチームの考え方の基礎となっている理論や、この方法を開発したイギリスの先生方の紹介など、背景理論と概念などの講義の後、ファシリテーションの実際について解説しました。お昼をはさみ後半は、各参加者が模擬事例検討会のファシリテーションをしていただく実習の時間でした。参加者の方々の温かく穏やかなリードで、模擬検討会ながらそれぞれとても有益な検討をすることができました。
なお次回の＜SFRチームを用いたピア・スーパービジョン（事例検討会）３回シリーズ＞は、5月からのスタートを予定しています。詳細が決まり次第、お知らせいたします。（ファシリテーター養成講座の次回開催は未定です）
今回の養成講座にご参加くださったみなさま、ありがとうございました。
今後もどうぞよろしくお願いいたします。
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Center for HEARTはこれからも、困難を抱えている方の支援をされている支援者の方々を支えていく活動を継続していきたいと思っております。
SFRチームやコレモ（コミュニティ・レジリエンシー・モデル）をはじめ、性暴力やDVなどのトラウマや対人援助などについての研修・講演のご依頼を承っております。
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